スポーツカーのページ5

A BIT BEHIND THE TIMES

 



懐かしい想い出! モータリゼーション黎明期 60年代の夢満載の極上スポーツカー達のページです!
It is pages of sports cars of the best in 60's full of a nostalgic desire going out now.


              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ normal FAIRLADY Z-432 official photo 
 
 FAIRLADY Z-432R

荒々しいまでの野生を秘めたこのロングノーズ、ショートデッキの”R”はコンピューター制御された
名ばかりの?スポーツカーを乗り継いできた人たちには、チョット厄介な生き物に違いない!
チョークレバーを引き、軽くペタリングでソレックスに燃料を送り、祈るよう渾身の力をこめてをスターター
をまわす儀式をいとわない者でなければ、この珠玉のツインカムユニットに火を入れることは出来ない!

 

60年代の終わりから70年の初めにかけてFAIRLADY Zシリーズのフラッグシップモデルとして僅かに420台
程度が生産されたZ-432!その中でもとりわけ希少なモデルがこれ、Z-432Rほんの少数、32台程度が
作られたのみで当時購入にはA級ライセンスを必要とされたものでした。その432のネーミングは4バルブ、
3キャブレーター、ツインカムからとられたもので、Rは勿論レーシングの意味合いでありました。
It puts it at the beginning of 70 years from the end in 60's, and especially ..production.. ..that ..Z-432.... an especially scarce model is this, and Z-432R
slightly as the flagship model of the FAIRLADY Z series. about 420It was only one that A class license was needed by purchase at that time only because
about 32 small number of people was made. It was the one the naming of the 432 taken from 4 valves, 3 Cabratar, and a twin cam, and was a shade of
 meaning of racing to say nothing of R.

   

勿論現在まで塗装をはじめほとんどオリジナルままで、上右はその名も誉れ高いあの元祖のGT-Rと共通の
プリンス生まれのそれも R 専用、標準でオイルクーラーの装備を持つソレックス3連装の S20型 エンジンです!
R はレース向けにリリースされたもので、カタログにも極初期のものに、それも申し訳程度にしか掲載されて
おらず、当時レース関係者かよほどのマニアでも、ごく一部の人しか知らないくらい位の珍しいものでした。

    

432の特徴である縦2連のマフラーが他のZとの際立った識別点です!リアスポイラーは日産純正で当時 R
標準装備でした。フロントフェンダーには432のバッジが誇らしげに装着されています!R では特にそのボデイは
軽量化のためノーマルZより0.2ミリ薄い0.6ミリの鋼板で作られ、ガスタンクは40リッター増しの100リッターで、
そのためスペアタイアは省かれ、勿論内装は極簡素でダッシュボード左右のベンチレーションホールやヒーター
などは当然?装備されてはおらず、タコメーターは素晴らしいクイックレスポンスが身上の S20型エンジン専用で、
シートなどもFRPで布張り軽量のレーシングシートでフルハーネスのシートベルトは勿論の事でした。サスペンション
形式は前後ともマックファーソンストラットでノーマルと同じですが、その取り付け位置は微妙に異なるもので、勿論
リミテッドスリップデフも標準装備でありました。またフロントウインドウ以外は全て軽量のアクリル製でボンネット
フードはつや消し黒の軽量のグラスファイバー製で、エアクリーナー等は無論装備されてはおらず、長短2種類の
エアファンネルのみが用意されています。ボデイカラーはこの朱色の日産グランプリオレンジ1色のみでありました。



2011年4月、縁あって・・・40年の長い車歴に終止符を打ち、信越地方の既にZ-432Rを2台も所有するという!
世界一?のZ-432RパラノイアのO氏の許に嫁ぐ事になりました・・・約40年間、雨天未使用で走行距離約18000キロ・・・
何しろ奇跡でも起こらぬ限り、二度と入手出来ない!と思えば・・・惜別の感極まり、寂しさも一段募りますが・・・
これもひとつの素晴らしい出会い!だと思いつつ・・・素敵な男のロマン!をも乗せて走る”スポーツカーパラノイア達”に乾杯!

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