スポーツカーのページ５

スポーツカーのページ５

A BIT BEHIND THE TIMES

スポーツカーはトランスポーターに非ず！夢がなければならない！

懐かしい想い出！ モータリゼーション黎明期夢満載の６０年代の極上スポーツカー達のページです！
It is pages of sports cars of the best in 60's full of a nostalgic desire going out now.

　HONDA S800

懐かしいS８００ですがこれは残念ながら今はもうとっくに手元にはありません｡１９７０年当時既に大切に動態
保管をしていたのですが、知人にどうしても譲ってほしいと懇願され、ま～いいか！とばかりに手放してしまった
もので、これはその手放す当日に撮った最後の写真で、数年後には後悔したものですが・・・既に後の祭！
今でも忘れられない手元においておきたい１台です！何しろ当時噂では、フォーミュラーF２では無敵の
ブラバム・ホンダの４気筒D・OHC １リッター１５０馬力のデチューン版エンジン搭載のS１０００がリリース
されるのでは？との期待も大いにあったものですから・・・ぜひ実現してほしかったものですね！

発売すぐにS６００から乗り換えたため極前期型のモデルで後輪はリジットアクスルではなく発進時には
あのピョコン！とお尻を持ち上げる？所作で有名なチェーン駆動タイプでしたが後期物と違ってまるで
ナルディー製のような本物のウッドンリムのステアリングホイールが標準装備でありました！それにしても
電気モーターか？と見紛うばかりの素晴らしいレスポンスのあのツインカムエンジンは、
今だ忘得ぬ記憶として強く残っています｡

エスシリーズはS５００、S６００、S８００と１９６３年１月から１９７０年５月まで総数２５８５３台が作られましたが、
S８００はその内で１１４０６台が作られました。オーナーの中には有名なモナコ公国の故グレース王妃やフェラーリの
世界的コレクターで有名なピエールバルディノン氏らも名を連ね、当時ヨーロッパではオールアルミニウムのツインカムエンジン
は「スイスの自動巻き腕時計より精密」と絶賛され、いかに素晴しい車であったかを証明しています。

上右は西ドイツはアウトシュタットのミュージアムの玄関に飾られているS800の雄姿！
　

・・・ 上左の動画はほんとに珍しい？昭和３９年発売当時の S600 の珍品コマーシャルです！
　　
下左はＳシリーズの原点！大きな期待にもかかわらず残念ながら、終に発売には至らなかった幻のS３６０の
珍しい写真です！昭和６２年１０月のモーターショウで発表され、翌６３年４月～６月にたった８台が製作された
のみだといわれていますが、はたして一台くらいは現存しているのでしょうか？この後市販されたS５００、S６００
等のモデルと違い軽自動車の規格内に収める為、リアのオーバーハングが極端に短い事等がよく解ります｡
そしてこれまた今では珍しい懐かしいホワイトリボンタイアがお洒落にも装着されています。

上左端は極めて珍しい？HONDA S360 official photo　それから右に・・・ S500 S600 S800 official photo

上中のグレーのモデルはは発売期間が僅か半年弱の極めて珍しいS５００！極初期の一台に試乗した事が
ありますが、後のモデルには装備されていない、オイルバス式の湿式エアークリーナーが装着されていました｡
上中の赤は発売直後からS８００に乗り換えるまでの２年近く愛乗したS６００で右端の黄色はS８００。
下左の動画は１９６１年６月５日鈴鹿サーキットで本田社長みずからの運転でデビューした幻のS３６０！
下右の動画には珍しいS３６０等の開発初期の模様が僅かながら垣間見れます。

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・・・ 上左では S360！ホンダスポーツの極めて珍しい実走行の様子の映像！が御覧いただけます！
動画は少し重いのが何といっても難点です・・ご辛抱ください！　 Please endure "Animation" though a little heavy is a fault.
　　　

　懐かしい！N３６０-TS・・・Ｓ・OHC空冷２気筒３６０CCで勿論NAで何と出力は３６馬力！
当時既に出力は脅威の１００馬力/リッター！とまるでレーシングカー並！騒音さえ気にならなければ
１１５～１２０km/hでかなり長時間の巡航が可能でした。さすがホンダ！「エヌコロ」と呼ばれ
一斉を風靡、まさに「和製ミニクーパー」？！１９６０年代後半にはこんな楽しい？車もあったんです！